現在うちの事務所ではこのような業務は承っておりません。
ホームページのリニューアルに伴い、この内容を記載しているページは削除しようと思っていました。
しかし、毎日本当にたくさんの方々から
「キャバクラ 給料未払い」
「スナック 給料貰えない」
「水商売 労働基準監督署」
「キャバクラ 閉店 給料未払い」
等々の検索ワードで訪問があったため、一つの参考になるならと思い業務とは別に新しくこの独立サイトを作りました。
現在は相談を受けたりすることはできませんが、このサイトでお役に立てればと思います。
ご自身で動くためのきっかけになれば幸いです。
※検索でこのページから読み始めた方は、最初の「経緯」からお読みください。
アドバイスとしては、
◎お店の風俗営業許可証(レジの近くの壁等に貼ってあると思います。)の内容をメモしておく。
(会社名や責任者名等全て)
一度でも給料の支払いを延期されたら、「この店は危ない」と疑った方が賢明です。
つぶれるのは時間の問題です。店にいる間に確認しておきましょう。
※もうお店に出入りできず、分からなくても労基への相談はできます。
◎自分が働いた日数、時間がわかるものを用意する。(例:手帳、メモ、カレンダーに書いたもの等)
◎同じお店で未払いで困っている人が他にもいるなら、出来るだけその人達と一緒に行く。
これは給料未払いで困っている人が沢山いるという強い訴えになります。
現に同じキャバクラで働いていた女性二人が救済されました。
他の店員達には連絡がとれなくて二人だけでしたが、もし連絡が取れていたらもっと沢山の人が救済されていたでしょう。
◎お店の所在地を管轄する労働基準監督署に相談に行く。
※雇用契約書等なくても相談にのってくれます。
相談に行く前に内容証明郵便を送っておく必要はありません。
労働基準監督署で、まずはお店側に文書を送りなさいと言われたら「例文」を貰ってそれを書いて郵送し、それでも何も変わらないなら再度監督署に行き、その旨を相談する。
※簡単な例文を貰えるはずです。
監督署から「動いても強制力はありませんから」と言われるかもしれませんが(多分言われます)、できる限り動いて貰ってください。
特にお店が閉店になってしまっている場合は、急いで相談に行ってください。
この案件の後も、沢山の方から
「内容証明送ったら全額戻りますか?」
「監督署に訴えたら全額払ってもらえるようになりますか?」
という電話を受けました。
そんな保証はどこにも何もありません。正直かなり厳しいです。
それだけは理解・覚悟しておいてください。
ただ、何もしなければ泣き寝入りです。
自ら動くことで上記の彼女たちのように少しでも救済される可能性があるかもしれません。
給料未払いを訴えれば自動的に誰かが解決してくれるなんてありえません。
インターネットで解決策を検索してもありません。
まずはご自分でできることを動いてみてください。
上記参考の上、お店の場所を管轄する労働基準監督署に相談に行ってみてください。管轄は、検索で「○○区 労働基準監督署」「○○市 労働基準監督署」と検索すれば厚生労働省のHPのリンクから出てくると思います。
午後は混むことが多いので監督署によっては午前中がいいかもしれません。
予約は必要ないですが、事前に電話して空いてる時間帯を聞いておくのもいいでしょう。
「労働基準監督署に電話で相談したけど、あまり相談にのってくれなかった」という方もいました。
担当官に真剣さを直接訴えるくらいの気持ちがないと始まりません。
朝は苦手、起きれない、昼間も苦手など言うなら無理です。
そういう人はお金を払って代理人になってくれる弁護士さんを雇ってください。
給料を貰えないからお金がない。ならばご自身で動くしかないのです。
ネット見てるだけじゃ始まりません。
但し、労働基準監督署に相談に行く際、手ぶらで行っても話はあまり進みません。
最低限、聞かれそうなことを事前にまとめて行ってください。
一人で行くのが心細いなら友人、恋人、家族に一緒に行ってもらっても大丈夫です。
何より、同じお店で被害にあってる人がいれば絶対一緒に行くべきです。
次のページでは相談に行く際、メモして持っていた方がいいと思う内容をまとめておきましたので参考にしてください。